【壁の撤去、解体】部屋の間の壁を解体し、6畳の和室と8畳の洋室を合体。鴨居、長押を撤去し、14畳のリビングへ。
こんにちは、DIYファミリアです。
前回キッチンと和室の間の壁を撤去したことで、開放的な空間が生まれました。
壁一枚なくなっただけで部屋が広くなった感じがします。
そして!
今回はらさらに、和室と洋室の隔たりを無くし、最高の開放感を味わいたいと思います。
それではさっそく今回の作業についてです。
和室と洋室の間の壁も撤去する予定だったので、
部屋が粉塵にまみれているうちに、さらに解体作業を続けていこうと思います。
和室と洋室は完全に壁で仕切られているわけではなく、
襖(ふすま)と70cmほどの壁によって仕切られていました。
断面は、ざっとこのような感じです。
襖を外せば一応一部屋になりますが、どーしても鴨居の存在感が邪魔してきます。
取れるものなら取りたい。
広い空間のリビングにしたい。
その思いで解体に取り掛かります。
前回の壁撤去で知ったのですが、
この壁は砂壁にクロス(壁紙)を貼ったものでした。
前に住んでいた方がリフォームしたのか、DIYしたのかわかりませんが、すべての砂壁にクロスが貼られている状態でした。
そのおかげで、
築年数の割に新しいなあ、と良い方に捉えてしまったわけですが・・・。
決して騙されたわけではないですよ(;・∀・)
さてさて、
なくして大丈夫??と疑うほど頑丈に思えます。
だがしかし!
お邪魔なのです、この壁が!
建築士さんからの「抜いても大丈夫👍」を
信じてとっぱらってしまいましょう!!
砂壁撤去
まずは砂壁の撤去からやって行きます。
長押に溜まったホコリと砂壁の粉塵が物凄いですが、
今後畳を撤去して床の貼り替えも行うため、養生せずに作業していきます。
汚したくない大切なものがある場合は、養生シートやマスカーテープ等で守りましょう。
決して高いものではないので、汚したくないものはきちんと守ってあげましょう。
壁は、バールやハンマーで簡単に崩れます。
「建てた人ごめんなさい🙏」
と、心の中で唱えながら破壊しました。
子供の頃、絶対やっちゃいけない事として頭に刷り込まれてることってないですか?
家の壁を壊すなんて言語道断ですよね💦
そもそも人の手で壊せるなんて思ってませんでした。
できるのは鬼塚先生ぐらいかとwww
ドヤ顔で「ブチ壊してやったぜ?」とか言っちゃってますが、人様の所有物に勝手に手を出したらイカンですよ。。。
話がズレましたが、
ホントこれを思い出しながら破壊してました笑
やり始めた時は不安と罪悪感を感じましたが、すぐ慣れてきます。
壁に穴開けるなんて新感覚過ぎて楽しすぎますw
セルフリノベーション初めて毎回感じるんですが「滅多に出来るものじゃない」
この一言に尽きます。
鴨居切断~撤去
壁を無くすと、木の枠だけになります。
壁撤去のYou Tubeを何個か見ましたが、おもっていたより鴨居がかなり太くて頑丈です。
丸ノコでやろうにも、砂壁の破片が刃に引っかかって危険です。
じゃあどうする?
ノコギリでしょ!
愛用の”Zソー”がかなり頼りになる☺
多少砂壁が混じっていてもゴリゴリ削ってくれます😁
鴨居は壁との接合部分がなかなか外れません。
鉛筆並みのぶっとい釘が打ち込んであるのと、先人の知恵というやつですか?
クサビと共にキレイにはめ込まれ、ちょっとやそっとじゃビクともしない。
なのでそこは力技。
無理やり引っこ抜くしかない。
メリメリいわせながら壁から引き離していきます、三人がかりで💦
床の間も部屋の一部へ
床の間もついでに解体します。
本来ならそのままでもいいのですが、壁の一部に”竹”が使われていて、
理想のリビングには取り入れがたいデザインでした。
節の部分は黒ずんでおり、昔のもの感がビンビンでございます。
撤去しない理由が見つかりません。
壁は3,40センチほどですが、これがあるのとないのとでは雲泥の差です!
鴨居と同じように撤去していきますが、竹もZソーを使えばなんなく切断可能!
いろんなDiyerさんが使用しているのを見かけますが、お手頃な割にそれ以上の仕事をこなしてくれます。
後片付け
一番大変だったのが後片付けです💦
破壊するのは楽しく出来たのですが、その残骸たちを撤去するのが大変でした。
粉塵が積み重なり部屋全体が真っ白。
砂壁もあちこちに散らばり集めるのキリがない。
集めたら集めたで土のう袋が重くて持てない。
マスクしてても鼻の中が真っ黒。
鼻に侵入しているということは、肺にも入っちゃいましたよね😨
出来れば二度とやりたくない作業だと感じました。
何とか片付け天井を見上げると・・・
そこには晴れた世界が!
広ーい!
頑張った甲斐があった!
このスッキリ具合、ホント気持ちいい!
結果として、部屋は開放感にあふれ以前とは見違える空間になりました。
もちろんその代償もあります。
和室と洋室を区切っていた鴨居ですが、解体中にその頑丈さに気付きました。
抜いても大丈夫だと言われていましたが、不安になり別の建築士さんに聞きました。
たしかに抜いても大丈夫とのことですが、家の性能も落ちたらしい。
もともと耐震基準ができる前の建物なので、それ聞いてちょっとビビってます😨
どうか地震がきませんように・・・。
さてさて、
とりあえずは目標の「部屋を広くする」を達成!
この空間をどのように変貌させていくかは、今後の自分に期待!!笑
リビングの広さを体感したところで、今度は再度キッチンリフォームへ。
次回は、憧れのキッチンカウンターの制作をご紹介いたします。