【#8リビングリフォーム】木材より安価で簡単施工!?軽天(けいてん)とよばれる軽量鉄骨材を使った壁づくり。
こんにちは、DIYファミリアです。
だんだんとリビングの完成が近づいてきました。
すでに生活していて問題ないところまできていますが、見栄えが酷い・・・。
工具もあちこち散乱しており
早く片付けないと子供を自由に遊ばせてあげられません。
そこで今回は、リビングの書斎づくりを進めていこうと思います。
壁を立て空間を仕切り、危ないものをそのスペースに隠そう!という作戦です。
まだ手付かずなのが、押入れと床の間があった場所。
洋室に1畳はみ出し、ちょいと変な間取りになってしまうのですが、
約3畳の書斎になるようにDIYしていこうと思います。
壁づくりに使用するのは、軽天(けいてん)または、LGS(えるじーえす)と呼ばれる資材です。内装屋さんの友人に指導してもらいながら工事していきます。
軽量鉄骨材 軽天・LGS
軽天(LGS)の大きさは45×65。
ツーバイフォーは38×89なので、比べると小柄なイメージ。
ツーバイフォーの鉄バージョンといったところでしょうか。
軽量鉄骨とある通り、鉄の薄さは約0.5mmで軽くて扱いやすい印象。
さすがに初めてで未知の世界なので、内装のプロの友人に教えていただきます。
そもそも軽天とは、
材料の名前ではなく工事の名前のことなんだそう。
軽天=軽量鉄骨で天井までの柱を立てる軽天工事から来ているとのこと。
初耳の私には、もはやさっぱりわからない世界。
壁の間取りに墨出し
まず初めに行うのは墨出し。
どこに壁をつくるのか床と天井に墨出ししていきます。
ごちゃごちゃしている中すみません・・・
軽天の切断
軽天の切断は”ディスクグラインダー”を使用していました。
めっちゃ火花散ってる!!
焦げた匂いが立ち込める中、サササッと手慣れた手さばきでカット。
素人の私は見守るのが精いっぱい。
この火花熱くないんだろうか?
どうしたらそんなに正確に切れるん??
そもそも安全な作業???
色々思うことはありましたが、あっという間にカットし終了。
バリ取りもグラインダーで行っていました。
ランナーの設置
床と天井に軽天の資材”ランナー”というものをビスで固定します。
軽天の柱を支えるレールのようなものです。
スタッドの取り付け
ランナーに軽天の柱”スタッド”を立てていきます。
下図のように90度回転させると柱(スタッド)が固定されます。
回転させランナーに固定させるときに力が必要ですが、
慣れれば簡単な作業です。
ビスで固定する必要がなく、ボードを貼るまでは柱の間隔調整も簡単にできます。
木材で柱を立てるより圧倒的に楽ちんですよね。
初めての作業でしたが思ったより簡単にでき、
あっという間に組みあがりました。
部屋への入口
3畳部屋への入り口はランナーをうまく使い確保していました。お見事!
ビスでランナーとスタッドを固定したのは、入り口の箇所が初めてです。
ボード貼り(石膏ボード)
軽天が組みあがったらボードを貼っていきます。
ボードは安価で耐火性能を備えた石膏ボードを使用します。
初の石膏ボードです。
YouTubeでよく出てきますが実際に見るのは初めて。
ずっしり重く、カット面は粉がポロポロ。
ビスを打つと粉が舞います。
石膏ボードのカットは大きめのカッターで行いました。
三分の一から半分ぐらいカッターで切れ目を入れると、あとはパックリ割れます。
ボードの固定には専用のビス”ボードスクリュー”とスクリュードライバーを使用。
スクリュードライバーとは、
ボードのビス打ち専用工具で、ボードにビスがめり込み過ぎないように一定の深さまで打ち込むと自動的に止まるような仕組みになっています。
ボードスクリューとは、
ボードを軽天に固定する際に使用するビスで、
左のラッパ頭が石膏ボード用、右のフレキ頭が木材ボード用です。
友人の工具とビスをお借りしボードを固定していきました。
ボード貼り(合板)
外側は石膏ボードを使用しましたが、
中はどこにでも棚をつくれるように12mm厚の合板を貼りました。
全面本棚にしてマンガ本に囲まれるのも悪くないな・・・
なんて、妄想は膨らむばかりです。
すべてにボードを貼り終えました。
入口以外ボードで塞いでしまったので中は真っ暗。
その後
中をどんな部屋にするか、窓付けようか等考えていたところ、
いつの間にか落書きだらけに。
今回は軽天を使用した壁づくりについてでした。
軽天はホームセンターでも入手可能で、施工の仕方さえ調べれば素人でも十分に扱える資材だと思います。
安価で簡単に施工可能な軽天。
新たに壁を作りたいとご検討の方は、ぜひ視野に入れてみてはどうでしょうか。
その後この部屋がどうなったのかは、またの機会に紹介したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。