【キャンプギアDIY】焚き火台を囲む囲炉裏テーブルを自作。組み立て式で持ち運びもOK!ワンバイフォーを使った、変幻自在?の2WAY仕様。
こんにちは、無性にアウトドアしたくなってきたDIYファミリアです。
いきなりですが、キャンプしたい!!
いつも誰かのお世話になってキャンプに参加してましたが、
そろそろ自分たち家族だけでも行けるようになりたい、と思うのです。
とりあえずキャンプに行くための道具でも揃えてみようかと思ったんですが、
キャンプギアを見だすとキリがなく、あれこれ欲しくなってしまう💦
そこで、自分で作れるものがあるなら作ってみよう!
と思い、今回焚き火台にピッタリの囲炉裏テーブルの制作に取り掛かりました。
家のセルフリフォームから少し離れて、自作キャンプギア編。
- イメージを描いてみる
- 焚き火台の寸法とテーブルのサイズ
- 木材の選別とカット
- ツーバイ定規で墨出し
- 木材をダボでつなぐための穴あけ
- ダボでつなぐ
- ヤスリで研磨作業
- ワトコオイルで塗装
- ブライワックスで塗装
- テーブル脚をつくる
- 内角のクランプ作り
- 2WAY仕様「囲炉裏テーブル」と「小型テーブル×2」へ変形可能
イメージを描いてみる
パッと思いついたイメージはこんな感じです。
同じ大きさのものを4つ作成し、互い違いに合わせることで真ん中が空いた四角いテーブルになる予想です。
パズルみたいで子供が喜ぶかな~、と思いこのデザインにしました。
果たしてこの創造通りに作ることはできるのでしょうか・・・・?!
焚き火台の寸法とテーブルのサイズ
購入した焚き火台はこちら
キャプテンスタッグさんの焚き火台(BBQコンロ)です。
焚き火台もいろいろあり価格もピンからキリまで・・・。
初めてでよくわからんかったので、お手頃でかっこいいこの商品をチョイスしました。
商品サイズは
幅410mm、長さ475mm、高さ300mmです。
焚き火台がちょうど収まるサイズで作らないといけないので、
50~70mmほど余裕をもって囲えるテーブルを作りたいと思います。
木材の選別とカット
木材は、ワンバイフォーを採用しました。お手頃価格で扱いやすいからです。
厚さも幅もちょうどよかったんですよね。
ホームセンターで2438mmのワンバイフォー材がありましたので、
計算すると4本で足ります。
適当にカットすると余りが多くなり足りなくなる可能性もあるので、
カットの仕方も予め決めておきます。
カットの仕方まで決めておくと迷わず刃を入れられました。
ただ、思いのほか重量があり、
持ち運びやすさを重視する方は、もっと軽い材料を選びましょう。
ツーバイ定規で墨出し
カットするにも穴開けるにも重要になるのが墨出し。
少しのずれが全体に響いてしまいます💦
歪ませたくないのなら、正確な測定が必須です。
そんな時には、これ!
ツーバイ定規。
ワンバイ材、ツーバイ材を使用する場合に限りますが、
この定規があると、墨出しがラックラクです😃
ワンバイ材やツーバイ材の墨出しをする際には、是非使ってみてください。
木材をダボでつなぐための穴あけ
三つのサイズが違うワンバイ材をつなぐため、今回はダボを使用し木材を貼り合わせます。
初めてダボを使用した際、適当に穴をあけたがために凸凹で波打ってしまいました。
なので、
今回はドリルガイドを使用したいと思います。
ガイドを使用しても絶対に曲がらないとは言い切れませんが、
目測でやるより百倍うまくいきます!
ガイドを使用しいきなり穴をあけるのではなく、専用のキリが付属しているので下穴をあけてからドリルで掘っていきます。
写真ではよくわかりませんが、感覚としては最高にうまくいきました。
ダボでつなぐ
3枚のワンバイ材は、ダボとボンドで接着します。
ダボは100均かホームセンターでダボ棒を購入するとよいです。
木工用ボンドって、手についても簡単に剥がせますが、
木材同士だと、かなりの接着能力を発揮します。
完全に固まると、ちょっとやそっとの打撃では取れません。
ダボは上の写真の配置で打ち込みました。
これが正解なのかはわかりませんが、バランスよく配置したつもりです。
ヤスリで研磨作業
同じものが4つ出来上がりました。
塗装する前にヤスリで表面をサンディングしていきます。
ヤスリには番号がついていて、番号が早いほど荒くなります。
何番まであるかはわかりませんが、仕上げ用で#400をよく使ってます。
使い分けが難しいのですが、「色をガッツリ染み込ませたい」のであれば、荒いもので研磨すると良いでしょう。
逆に、「本来の木目をキレイに残しつつちょっと色も加えたい」とかであれば、かなり細かい目のものを使用します。
アウトドア用品は濃い色が合うと思ったので、
囲炉裏テーブルには、ちょっと荒目の#100を使用しました。
ワンバイ材には木目がありますが、そこまできれいなものではありません😅
本来、木目を活かすとなると木目に沿って研磨します。
アウトドア用品なので、ちょっとキズがあったほうが雰囲気が出ると思ったので、
木目を考えず、適当に研磨しました。
ワトコオイルで塗装
すべて同じ色に塗装しても良かったのですが、ちょっと変化が欲しくて
2色ずつに分けてみることにしました。
一つはワトコオイル。
カラーエボニーが気に入っているので、今回もこの色を用います。
(・・・とかいって、ただ余ってただけ)
ワトコオイルはトロットロなので、
ペイント塗装と同じ用に刷毛で塗装していきます。
ブライワックスで塗装
ブライワックスは固形です。(夏は溶ける可能性あり)
刷毛は使えないので、スポンジやタオルでこすりつけるように塗ります。
私は、ホテルのアメニティにある体を洗う用のスポンジを使ってます。
硬すぎず、柔らかすぎず丁度いいんですよね😃
ブライワックスはちょっとお高めに見えますが、
保ちがいいですし、匂いも色も好きでよく使ってます。
ワトコオイルに比べると、塗装後のベタつきやオイル特有の匂いが残りづらい気がします。
ワックスとオイルなので違うの当たり前ですけどね。
テーブル脚をつくる
テーブルの脚にはプレーナー材といわれる木材を使用しました。
お店によって呼び方が違うのかもしれません。
設計はこのようになりました。
3本購入だと288の木材が2本足りない・・・。
4本目がだいぶ余ってしまいますが、足りないものは足りないので4本購入。
イメージ通りの脚が完成しました。
早速セットしてみましょう!
いや~、弱い弱い(;'∀')
テーブルの内角部分を支えるものが何もなく、真ん中がたわんでしまいます。
体重かけると見事に崩れ去りますw
テーブルの支え方を一から見直そうとも考えましたが、せっかく制作した脚が無駄になってしまいます。
内角のクランプ作り
真ん中のたわみを解消するため
ワンバイの端材と、OSB合板の端材を使用してクランプを制作しました。
これがダメなら脚を作り直し・・・。
と考えていましたが、この自作クランプで見事たわみを解消できました。
子供が体重かけるぐらいなら全然へっちゃらです。
足が無駄にならなくてよかった・・・😂
2WAY仕様「囲炉裏テーブル」と「小型テーブル×2」へ変形可能
当初の計画通り、脚の支え方に問題はあったものの、クランプで解消。
2WAY仕様という点に関しては影響ありませんでした。
焚き火台を使用しない場合でも、小型テーブルとして活躍してくれます。
その時の気分次第で組み変えられます。
・気になる使い心地は・・・。
4人家族にはピッタリの囲炉裏テーブルです!
テーブルに足が出っ張ってるのが邪魔ですが、デザインも使い勝手も良しとしましょう。
ただ、組み立てについては苦労しました。
一人ではちょいとメンドウですね(;・∀・)
四人で、「せーの!」ってな具合だと一気にできますが、
テーブルの設置に四人がかりって・・・、と思ってしまいます。
設置の難しさでいうと、星2つ。泣
全体的な評価でいうと、
2WAY仕様で囲炉裏テーブル以外にも使い道があるので、
デザイン性と自分の頑張りを加点して、星5つ!笑
組み立てさえ慣れてしまえば
どこでも使えるオールラウンダーテーブルになること間違いなし!
みなさんも是非!
自分だけのオリジナルテーブルを作ってみましょう!!