【#1リビングリフォーム】リビングのリノベ始動。畳を撤去し、床にスタイロフォーム(断熱材)を使用してみた。
築43年の中古住宅を購入し、セルフリノベーションを行っているDIYファミリアです。
キッチンが使えるようになったのですが、家の要であるリビング、憩いの場がまだ有りません(--;)
以前、6畳和室と8畳洋室の間壁を取り払ったことにより、
14畳の新たな空間に生まれ変わりました。
さらにさらに、床の間をフラットにしちゃうともう4畳のスペースが増え18畳の空間に!?
生まれ変わったのは空間だけなので、まだまだやることが盛り沢山ですが・・・。
リビングリフォームの第1段階は、床のリフォームです。
今回は、フローリングを貼る準備段階である、床の断熱処理を紹介したいと思います。
畳撤去
まずは、壁解体の粉をモロに吸い込んだ畳を撤去していきます。
畳の厚さが5センチ超もあり、1枚がかなり重いです。
使い道があるかもしれないので、ちょこっと脇に寄せておきます。
(処分が面倒なだけ・・・)
スッキリ~~~♪
畳の下の床がけっこうしっかりしています!
まだまだ耐えてくれそうなので、新調しなくても良さそう。
床下に入れるようになっており、子どもたちも興味津々!
床下なんて私も初めてみました。
暗くて怖い・・・真っ黒クロスケでも潜んでそうな雰囲気。
断熱工事の設計
断熱工事に必要な材料を用意するため、寸法を測りながら設計図を作成します。
畳の厚さは58mmありました。
この58mmを何らかの方法で埋めなければなりません。
たたみが若干盛り上がっていたので、実質57mmの厚さを埋めます。
中途半端でうまく埋まらないんだろうな~と思っていたのですが、
スタイロフォーム(断熱材)30mm、床板12mm、フローリング15mm、
なんと、ぴったり57mmになるではないですかΣ(゚Д゚)
うまくいきすぎてびっくり。
そうゆうことまで考えられてのサイズなんですかね?
根太の設置
30×30の根太(ねだ)を303mmの感覚で設置していきます。
この303という数字は、You Tube先生に教えていただきました。
この間隔で根だを置いていくと、「あらま~ぴったり!」
・・・とはなりません。
どうやら、地方によって6畳の大きさが違うようです。
知らなかった(;´∀`)
基本、303mmで置いていき、最後に調整することにしました。
最終列だけ280mmになってしまいましたが、
それほどズレているわけではないので、
勝手に”問題なし”と判断。そのまま作業を進めます。
根太の取り付けにはボンドとビスを使用しますが、
それぞれ専用のものがあるようでした。
ネダボンドは、肌色のネットリとした液体?で、スピーディに固まります。
万が一服に付着してしまったら速やかに洗いましょう。
固まってしまうと全然取れないです。。。
お気をつけて。
根太ビスについては、知識が中途半端なものだったので、上のものを使用しましたが、
今思うと、ホームセンターのコーススレッドとかで良かったのかな、と。
費用も3分の1ぐらいです。
そのままビスを打つと根太が割れる可能性があるので、ドリルで下穴をあけます。
下穴をあけてビスを打つなんて二度手間で面倒に感じますが、
結構簡単に割れてしまうんですよ💦
木が割れる方が後々面倒なので、下穴は絶対あけるようにしてます。
303mm間隔の墨出しですが、”墨ツボ”を使用すると楽ちんです。
これがあると、ある程度の長さであれば一人で墨出しできます。
スケールでガチャガチャ手間取ることもありません!
超便利!!
今回は墨汁を使うタイプのものを使用しましたが、チョークの粉みたいなのを使うものもあるようです。
墨汁が飛び散る事件があったので、粉タイプのものでもいいなぁと、ふと感じました。
断熱材、スタイロフォームの貼り付け
根太設置後は、断熱材であるスタイロフォームを貼り付けます。
根太の間には、上のように断熱材をはめていきます。
断熱材は、HCに売っていたスタイロフォームというものを使用しました。
25mm~50mmまでラインナップ豊富でした。
断熱材も色々あるようですが、基本、頑丈な発泡スチロールって感じのものです。
費用削減で発泡スチロールを使用する人もいるそうです。
スタイロフォームのはめ方ですが、大工さんならではの技があるそうです。
303mmのものをさらに半分に切ってはめ込むと、
ぴったりできるらしいのですが、ちょいと、自分の寸法の測り方に自信がなく、
普通にやってみました。
根太の歪みなんかもあり、ところどころ隙間があいたり、入らなかったり・・・。
非常に難しいですね。
気が付けば、微調整した断熱材の破片だらけ・・・(;'∀')
隙間があくと断熱の効果が無くなってしまうので、
その場合は気密テープで塞ぎます。
スキマが開いてもテープで塞げばいいや、と油断でもしたんでしょうか?
気がつけば真っ黒になってしまいました(;・∀・)
皆さんは、真っ黒にならないように慎重に寸法を測りましょう。
プロにおまかせするのが一番なんでしょうが、
自分たちで意外となんでもできてしまうことがわかってからは、
とりあえずやってみて無理そうならお願いしよう、という考え方に変わりました。
以前なら、即プロにおまかせ!でしたね。
床板貼り
スタイロフォームをはめられたところで、その上に床板を敷いていきます。
床板は安価な針葉樹合板を使用しました。
構造用合板を使用するのが一般的だと後で知りましたが、
ホームセンターで売っている針葉樹合板は、JIS規格でないものもあるみたいです。
そうとは知らず安価であるという理由だけで、針葉樹合板を選んでしまいました💦
床板はケチらないほうが良いです。
できるだけ頑丈なものを使用しましょう。
使用した材料と工具
- 根太30×30×2000 12本束 (うち、10本使用)
- 断熱材スタイロフォーム30×910×1820 4枚
- 針葉樹合板12×910×1820 4枚
- 根太ビス
- ネダボンド
- ハンディ墨つぼ(墨出し器)
- 気密テープ
まとめ
今回はフローリングを貼る準備段階である、断熱工事を紹介しました。
少しでも部屋の断熱効果を上げたいと思い作業に取り掛かりましたが、
決して簡単な工事ではありませんでした。
断熱工事は、少しでもスキマが空いていると断熱効果がガクッと下がってしまいます。
はっきりいって、ちゃんと断熱効果があるのか?
と聞かれると、全く自信がないです。
気密テープをふんだんに使用した、スタイロフォームをはめ込む作業がかなり怪しいですね。
スタイロをはめ込む作業が断熱工事の一番の要だと思います。
調べてみると、初心者にも扱いやすい、伸び縮みするスタイロフォームがありました。
この記事を見て難しいだろうな、と思う方は、
費用は上がりますが、伸縮スタイロフォームというものがあるみたいですので、そちらを使用するともっと簡単に断熱できるんでないかと思います。
今回は30mmの厚さの断熱材を使用しましたが、
プロに言わせると、
30mmじゃ対して効果が見込めない、と・・・・( ゚Д゚)
断熱効果を肌で感じたいという方は、なるべく厚い断熱材を使用してみましょう。
隙間をつくらないことはもちろん、厚さも重要なんだそうです。
とりあえずフローリング貼りに挑戦できる段階まで完成しました。
次回はフローリング貼り作業を紹介します。